Sprint PaddockのAI予想が、ひとつ上のステージへ。これまでの「SI Index(SI)」に加え、精度を高めた新指数「SI2」と、その最上位版「SI Max」を公開しました。全国43万レース超をウォークフォワード方式で検証した結果、SI Maxは単勝的中率37.6%・複勝69.5%・「勝ち馬がAI上位3頭内」70.7%と、3指数で最も高い精度を記録しています。この記事では、3つの指数の違いと使い分けをわかりやすく解説します。
1. 3つのAI指数の違い
3指数はいずれも同じ土台(各馬の実力レーティング)から出発し、“どれだけ多くの情報を上乗せするか”が異なります。上の段ほど多くのデータを使い、精度が高くなります。
| 指数 | 使うデータ(ざっくり) | ひとことで |
|---|---|---|
| SI | 各馬の実力レーティング(WHR)+レース条件(距離・芝ダート・馬場・枠・頭数・休養明けなど) | 土台となる基本指数 |
| SI2 | SIに加えて、各馬の近走成績・勝率/連対率・コース/距離/馬場適性・騎手成績 | 馬ごとの“得意条件”を反映 |
| SI Max | SI2に加えて、前走の馬体重・馬体重増減・調教師の成績・前走の上がり3ハロン・脚質など詳細データ | 最も多くの情報を使う最上位指数 |
2. 数字で見る精度(全43万レースの検証)
下のグラフと表は、1997年以降の約43万レースで3指数の的中率を比較したものです。単勝・複勝・「勝ち馬がAIの上位3頭に入っていた割合」のいずれでも、SI<SI2<SI Maxの順に段階的に精度が向上しています。
| 指数 | 単勝的中率 (本命が1着) | 複勝的中率 (本命が3着内) | 勝ち馬がAI上位3頭内 |
|---|---|---|---|
| SI | 36.4% | 68.5% | 69.0% |
| SI2 | 36.9% | 68.9% | 69.8% |
| SI Max | 37.6% | 69.5% | 70.7% |
SI Maxは、本命が約7割の確率で馬券圏内(3着以内)に来て、勝ち馬をAIの上位3頭に約7割取り込みます。単勝1点だけでなく、複勝・ワイド・3連系の“軸”としても信頼できる水準です。
3. なぜこの数字を信頼できるのか(ウォークフォワード検証)
この精度は、いわゆる“結果を知ったうえでの後付け”ではありません。各レースを評価する際、そのレースより前のデータだけで学習したモデルを使い、未来の情報は一切使っていません。さらに予測確率は統計的に補正(アイソトニック回帰によるキャリブレーション)しています。
つまり「もしその日にリアルタイムで予想していたら」に近い、水増しのない実力値。43万レースすべてを“本番想定”で検証した結果が、上の数字です。
4. 3指数の使い分け
- まずはSI Maxを本命の軸に。 最も多くの情報を使い、単勝・複勝・上位3頭内のいずれも最高精度。迷ったらSI Maxの1位が基準になります。
- 3指数の“評価のズレ”に注目。 SIとSI Maxで評価が割れる馬は、「前走の中身や近況で評価が変わった馬」。相手選びや妙味探しのヒントになります。
- 複勝・ワイドは上位3頭を軸に。 勝ち馬がAIの上位3頭に入る確率は約70%。3頭を軸にした流しが効率的です。
- 無料でSI、プレミアムでSI2・SI Max。 SIはどなたでも無料でご利用いただけます。SI2・SI Maxはプレミアムプランで、各レースごとに3指数を並べて確認できます。
5. これから
毎週末の「週末レビュー」では、3指数それぞれの実戦成績も検証・公開していきます。AIの精度を包み隠さず数字で示していくのが、Sprint Paddockの方針です。まずは各レースで3指数を見比べてみてください。
※的中率は過去約43万レースのウォークフォワード検証に基づく参考値であり、将来の的中や利益を保証するものではありません。馬券の購入は必ずご自身の判断・責任でお願いいたします。